忍者ブログ
Home > 哲学 > ダンマバダの諸行無常

Nietzsche ニーチェの軌跡

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

ダンマバダの諸行無常

諸行無常は矛盾しない。 そして諸行無常は情緒を示すものではない。諸行の行は形成作用を意味する。
一切の形成されたものは無常である(諸行無常)と明らかな智慧をもって観るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である(ダンマパダ 277)
ダンマバダにも諸行無常の記述が見られ、その中では、明らかに一切の形成作用は無常であると記述されている。 よって諸行無常の諸行は、全ての物や現象、とりわけ客観的なものを意味するのではなく、この心に現れた「形成されたもの」を意味する。
PR
コメント

コメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
Nietzsche memo
性別:
非公開
自己紹介:
Nietzsche
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ドイツの古典文献学者、哲学者。
ニーチェ自身は「心理学者」を自称。

哲学、ニーチェ