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Nietzsche ニーチェ

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

諸行無常は矛盾しない

諸行無常であるならば、諸行無常すら諸行無常なのではないか?
いや、諸行無常は矛盾しない。
諸行無常は理であり、対象が「諸々の形成されたもの」の変化を示すものだからだ。
諸行について、意味がわからずに「すべてのもの」を示すということを言う人が多いが、すべてのものを示すのであれば、仏教用語のセオリーから言って、それは「色」になるはずだ。
諸行無常を解釈する時に、諸行を「物」として考えてはならない。受想行識という概念から諸行の行を捉えなければならない。そうすると、行は、「形成作用」や「形成されたもの」を意味する。

そういうわけで、一切の形成されたものは常に変化する、というのが諸行無常であり、諸行無常自体は理であるため、形成されたものではなく対象とならない、よって矛盾はしない。

諸行無常
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プロフィール

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Nietzsche memo
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非公開
自己紹介:
Nietzsche
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ドイツの古典文献学者、哲学者。
ニーチェ自身は「心理学者」を自称。

哲学、ニーチェ

ニーチェ

ドイツの古典文献学者、哲学者 悲劇的認識、デカダンス、神は死んだ、アンチクリスト、ニヒリズム、ルサンチマン、超人、永劫回帰、力への意志