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Nietzsche ニーチェの軌跡

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

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虚構の事実と蓋然性

虚構の事実と蓋然性。蓋然性と推測。世間での事実は全然事実ではなく事後的解釈であり、推定しその場で事実らしきものを意識の中で構築しているだけで事実ではない。ゆえに蓋然性が問題となる。情報だけを頼りに蓋然性と推測で何とか判断するしかない。 事実!そうだ虚構の事実!
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肉体を呵責する聖者

肉体を呵責する聖者。自己観察を行えば、肉体を呵責することはできる。たくさんの自称聖者・自称聖人がいますが、周りの人からの評価ではなく、己自身が聖者たるかどうかが問題です。それは心の安穏によって示される。聖者たるものは欲を持ちながら「我慢」をしているのではなく、それこそが苦しみだと気づくことで達することできる領域。聖者

ソクラテスやアリストテレスの妻

ソクラテスのクサンティッペは相当の悪妻で有名。 アリストテレスの妻はピュティアス。 アリストテレスと結婚

仏と供養の具体的矛盾

仏と供養の具体的矛盾。人に説き、矛盾したことを話していることに本人が気づいていないという場合。無い対象に何をやっても空振り。先祖の概念は、自分の意識の中だけの問題である。それを他人が何かをして何かが解消するという構図は、免罪符という詐欺と変わりない。 具体的で生き生きとした矛盾

舞台・演劇上の道徳的説教

舞台・演劇上の道徳的説教。シリアスさを出された時のあの嗚咽感。道徳的説教を含んだりするようなもの、人生哲学を説くような場面の時の嗚咽感。何かの原典があるのならその原典の読解力や解釈力、創作ならば元の思考力などに問題のある浅い人生哲学。 舞台の道徳について

謙り、遜りと自己欺瞞

謙り、遜りと自己欺瞞。自分を欺き、へりくだった時に、ふと、「自分を欺いてへりくだるのをやめよう」ということを気づいた瞬間。 謙ることが、遜ることが求められることがあるが、そこには欺瞞があり、自己評価の低下の暗示要素がある。 へりくだりの欺瞞

不可能な階級とカースト

不可能な階級とカースト。階級として有名なものはカーストであり、単にインド・ネパール地域に侵略してきたアーリア人が自分たちをバラモンとし、現地民をスードラとし、その混血をクシャトリヤやバイシャとしたのが始まりである。カーストは階級、階層の概念を宗教的に作り上げたものになるが、現代であれば資本主義という一種の宗教の上で、隠れた階級階層の思想が出来上がっている 不可能な階級

魂の呵責と憤慨2

魂の呵責と憤慨。人がすごく憤慨する瞬間は、自分では何となく不服に思いつつ一応守っている各種「制限」、つまり社会的なルールを逸脱している人を見たとき。常識的なルールによる魂の呵責と憤慨。不服に思っているルールをわざわざ逸脱する必要もないが、「人に合わせすぎる」ということをやめていくとそうした憤慨はどんどんなくなっていく。魂の呵責について

不平家の不平

不平家の不平。不平等としての「公平ではない」という状態がある。 公平であるべき対象はなるべく不平ではなく公平であるべきであるが、べき論である。 不平とは何かを不満に思っていて、心が穏やかではないことを意味する。 不平家とは、そうした不平や不満をもつ者、「公平ではない不平な状態」を厭い嘆く者。 不平家

仏教上の死苦を哲学的に捉える

仏教上の死苦を哲学的に捉えると、死そのものの苦しみではないことがわかる。
仏教の四苦八苦における死苦(しく)とは、死ぬ苦しみ、死の苦しみでありながらも、哲学上、経験は生の上にあるものであり、死そのものは経験し得ないため、厳密に考えると「死に対する恐怖」や「死にたくないという思い」から起こる苦しみを示すことになる。また、「死は免れない」ということを示す。 一般的に想起される死は頭の中で起こる現象としてしか形成され得ない。
死苦は対象が死になっているものの、哲学的に考えると生命としての死ぬ苦しみ、死の苦しみといったものは矛盾となり、論理の構造上死苦は、この生や生命への執著がもたらす苦しみであることを示すことになる。 「死苦」死ぬ苦しみ
死を想起し、死に恐怖を覚えたところで何をどうすることもできないという中、生への執著から苦しみ、不満足が起こる。これが仏教上の死苦である。

プロフィール

HN:
Nietzsche memo
性別:
非公開
自己紹介:
Nietzsche
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ドイツの古典文献学者、哲学者。
ニーチェ自身は「心理学者」を自称。

哲学、ニーチェ

ニーチェ

ドイツの古典文献学者、哲学者 悲劇的認識、デカダンス、神は死んだ、アンチクリスト、ニヒリズム、ルサンチマン、超人、永劫回帰、力への意志