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Nietzsche ニーチェの軌跡

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

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仕事は信仰から必然的に出てくるはずであるというあの根本的な誤謬

曙光 22 仕事は信仰から必然的に出てくるはずであるというあの根本的な誤謬

仕事と信仰。信念として持っていることや信仰として持っていること、そして話していることなどと仕事内容に矛盾があるケース 仕事と信仰

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「ゼロ」の概念がもたらす錯覚と「苦」

「ゼロ」の概念がもたらす錯覚と「苦」について。 仏教上の求不得苦や愛別離苦は、「ゼロ」の概念がもたらす錯覚により生起する。 数学上の概念であるゼロが不足を生み出す。 本来認識の対象となるのは、あるように見える対象の1であり、0は想像上の0でしか無い。 記憶の連続性の中での記憶や想像と現実のギャップがあった時に想起される錯覚がゼロや不足である。そしてこの錯覚は精神としての苦しみを生む。 ゼロの錯覚

体系への意志は正直の欠如

体系への意志は正直の欠如である。
私はすべての体系家を信用せず、彼らを避ける。体系への意志は正直の欠如である。 (偶像の黄昏 箴言と矢 26)
学者が新しい概念をすぐに作り、すぐにそれが一般的な概念かのように知れ渡ってしまうようなことがよく起こる。一種の体系化である。 但し書きがつくような新しい分類 そこには把握しないと怖いという恐怖心もあり、また自己顕示欲もある。 抽象性を嫌い、自然を解体し、物事を仔細に把握しないとと不安が拭えないという、雑な人間の気質が垣間見れる。

賞讃や非難によってもたらすもの

賞讃や非難によってもたらすもの。それは自責の念を形成してマインドコントロールである。
賞讃と非難
その人の気分はその人の気分であり、特に気にする必要はない。 賞讃や非難に反応していると、賞賛を欲し、非難を恐れるという構造からマインドコントロールされてしまう。他人から賞讃を受けると喜び、非難を受けると落ち込んだり起こったりするというのが一般的ではあるが、そうしたマインドコントロールリスクがあることは忘れてはならない。そして、それを全く気にしないという境地が最も理想的である。

純粋な力への意志

純粋な力への意志。消極的ニヒリズムやルサンチマンを否定し、能動的ニヒリズムをもとに生を肯定ということを支えるのが自然な力への意志、権力への意志と呼ばれるものである。 「超人」と「権力への意志」

五蘊盛苦・五取蘊苦と五蘊苦は別概念である

五蘊盛苦・五取蘊苦と五蘊苦は別概念である。略語ではない。 五蘊苦は、逃れ得ぬものであるが、五蘊盛苦は五蘊への執著から起こる苦しみであり逃れ得るものである。 五蘊盛苦・五取蘊苦と五蘊苦

同じ考え方の人間と違った考え方の人間

集中と智慧の方向は同じであり、知識と智慧は真逆である。知識、知識体系を出だしから排除しても良いが、その場合は排除する理由を説明できなければ戯言となる。 同じ考え方の人間と違った考え方の人間という対比の中で同じ違った考え方の人間への経緯があれば、その論理を覆す試行鍛錬が繰り返され、より高い次元の思考に到達できるが、同じ人間ばかり評価していると思考は停止する。 駄目になる

慈善家の世話と期待

慈善家の世話と期待。自立心があり、世話をする側ほど粗末に扱われる。出来の悪い世話をされる側ほど目にかけられ、世話をする側に好かれる。慈善家である助ける側は、頼られている、役に立っているという一種の満足感と、それを愛情だと錯覚しているところがあり自分の生き方の条件にしている。 慈善家

仲間の数を集めようとする弱い宗派

仲間の数を集めようとする弱い宗派。宗派に限らず何かの思想団体のようなものは、数で勝負しようと、仲間を見つけようとする。それには、数の力による発言権の獲得の意図もあるが、主義や狭義を多数の力で信じたいという意志の弱さや論理的な不完全性を示すものでもある。新興宗教・カルト宗教でなくとも、何某かの思想を持った団体、主義や主張を持った組織にはその傾向がある。 弱い宗派

英雄崇拝と狂信

崇拝には狂信がつきものであり、英雄崇拝は対象が英雄ということにはなるが、何かを崇拝するということ自体がカルトである。崇拝は狂信であり、対象が政治を含めた英雄であればよいというわけではない。候補者などを支援しつつ、聞かれてもいないのに「私はこの人を支持します」や「私も同じ考えです」と投稿するというのもひとつの狂気である。 英雄崇拝とその狂信者

プロフィール

HN:
Nietzsche memo
性別:
非公開
自己紹介:
Nietzsche
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
ドイツの古典文献学者、哲学者。
ニーチェ自身は「心理学者」を自称。

哲学、ニーチェ

ニーチェ

ドイツの古典文献学者、哲学者 悲劇的認識、デカダンス、神は死んだ、アンチクリスト、ニヒリズム、ルサンチマン、超人、永劫回帰、力への意志